鎌倉の古い一軒家で暮らす幸・佳乃・千佳の三姉妹の父親は15年前に離婚して家を去りました。
母親も2年後に再婚して家を出ました。残された姉妹は祖母の手によって育てられます。
そんな三姉妹の元にある日腹違いの妹がやって来て共に暮らすようになります。
特に何も起こらない映画ですが、この映画の見所は何といっても四女のすずを演じた広瀬すずです。
役柄と同じ名前ということで、それに合わせて芸名をつけたのかと思いましたが、全くの偶然ということで驚きました。
彼女のサッカーをしている時のイキイキとした表情。
一転して、思い悩み沈んだ表情を見せたりそれだけで飽きることがありません。
また後に他の作品でも生かされる彼女の運動能力もすばらしいです。
本当にサッカーをやっている人のようでした。
またやたらと食事のシーンが多いのも特徴です。
しらす丼・しらすトースト・ちくわカレーがものすごくおいしそうです。
飯島奈美さんのおいしそうなお料理もストーリーに密接に関わっています。
なので目が離せません。
映し出される鎌倉の四季も魅力です。
春の桜・夏の花火・秋の紅葉・冬の雪一見ありふれたものだけどカメラマンの瀧本さんがすごくいい仕事をしています。